http://ameblo.jp/propanegas/entry-10130768226.html#cbox

プロパンガスさんが疑問を呈しておられるが、ごもっとも。


mattの個人的な見解は「アメリカはグルジアをロシアにけしかけさせ、ロシア軍の独走を誘発し、ロシアから何かを得ようとしている。プーチンとメドベージェフは軍を止めたかったが、プーチン大統領時にロシア軍をリストラして反発を買っており、完全に統制できないでいる」というもの。

さてそれでは、何を得ようとしているのか、が問題になる。

何だろう?

・ロシアのWTO加盟阻止
・MD配備推進
・セバストポリでの露海軍監視
・グルジア国内へのNATO軍常駐

まずはこのあたりか。

大穴は、

・アメリカが安保理に提出する「対イラン開戦決議」の議決に際してロシアを棄権させること

だろうか...? もちろん、最初の4条件(の少なくとも一つ)との引き替えで。

考えすぎだろうか? mattは今のところこういう線で考察を続けている。

グルジアとは(カスピ海から化石燃料を将来搬出する)別ルートに位置するパキスタンもここ2週間事態が急激に動いていて気になるところだが、当面はこちらに注目している。

よく観察しよう。